浪花の子どもはハゲが好き。
小学校の参観もたぶんあと１回で終わるはず、、、。
もうあとちょっとで小学校ともお別れよねぇ～～、、、と思うと、
ちょっと寂しい感じもしたりして、、、、なぁ～んてことはウソざます。
これで小学校から解放じゃぁ～～、、、と喜んでいる親は私くらいかしらん？？
授業参観は国語でした。
授業参観は、いつもの授業みたいなことをやる先生もいれば、
せっかく見に来てもらうんだからと、発表をさせたり、
いつもと違って、親が見ても楽しめる授業をしてくれたり、
色んなパターンをやってくれるんですが、今回は特に発表でもなかったので、
普通に国語かよぉ～、、、と思ってたら、
親が見てても退屈しない授業でした。
でも、、、これって国語？？、、、ってちょっと思いましたけど、、。
パソコンの教材を使っての授業だったんですが、
『NO,David！』という英語の幼児向けの絵本を使って、
そのシーンにあったお母さんのセリフを自分たちで考えるというものでした。
Davidは、ヤンチャな男の子で、とにかくイタズラばっかりしているのです。
それも天真爛漫思うがままにやりたい放題です。
自分の部屋をグチャグチャに散らかしたままTVに没頭してるシーン、
家の中でバットを振り回そうとしてるシーン、
花瓶が割れてしょんぼりしてるシーン、、、などなど、
たしか１０パターンくらいあったと思うんですが、
黒板にプロジェクターで映し出されたそのイラストを見て、
『部屋を片付けてからTVを見なさい！』
とか、自分が母親になったつもりで、そのセリフを考えて発表して行きます。
先生は、
『自分が親になったつもりでデーヴィッドに言うんやで。
自分の言葉でもいいし、おうちの人のマネでもいいし、、、。』と、アドバイスをしました。
そして、最初に当たった男の子は
『何やってんねん。危ないやろ、ハゲ！』
『そんなことしとったらアカンやろ、ハゲ！』
『なに、水、出しっぱなしにしとんねん！水道代がもったいないやろハゲ！』
と、、、まぁ、とにかく『ハゲ』の連発。。
これがまたみんなに受けたもんですから、次の子も同じ調子で、汚い大阪弁＆ハゲ。
で、なんだかんだと男子ばかり４人ほど当たったので、先生が、
『次はだれか女子もやってやぁ～。手ぇあげへんねやったら、推薦でもエエでぇ～。』
と言ったら、ウチの娘の周りに座ってた男子数人が、
『○○、オマエ行けや。めっちゃ書いてるやんけー。』
と、ウチの娘を推薦してくださいましたさ、、、。
すると先生が、
『そしたら、○○さん、演劇部っちゅうことを生かしてがんばってや。ほな行きますよ。』
ウチの娘はなにかとやりたがりですし、当てられるのも大好きで、
学校では自信に満ちたヤツなんですよ、、。
しかし、私はこのときイヤァ～～、、な予感がふとよぎりましたよ。
先生にしたら、あまりに口汚く笑いを取ろうとするイチビリの男子とは違うものを女子に求めたと思うんですよ。
しかし、ウチの娘の口から出て来るセリフは、、、
『何を家の中汚しとんねん！汚いやろ、ハゲ！』
『家の中で暴れるな！って言うんとんじゃ！』
『コラァァァ～、何やっとんねん！』
などなど、、、、さっきまでの男子と同じですやん。。。
っていうか、演劇部というところに反応したせいか、
まぁ、ハッキリとデカイ声で思いっきり演じてくれますわ。。。
・・・、もう、やめてくれ、、、、。
血の気が失せる母を尻目に同級生にはそこそこの笑いはとっている娘でしたが、
これは笑いとしては成立しているとは思えず、
汚い言葉に笑っているだけで、私は全然笑えませわ。。。
家に帰って『エリちゃん、大きい声は良かったけど、言葉が汚すぎ、、、。』
と注意しましたところ、『はぁーーい』と返事はいただきました。
しかし、その１時間後にいらぬちょっかいを出してくる息子に対し、
『やめろ言うてるやろー！』
と叫ぶ娘、、、、。
だーかーらー、その言葉が汚いって言うてるねん！！
